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最近は、ディズニーアンバサダーホテルの結婚式 FTW（フェアリーテイルウェディング）でも少人数ウェディングが増えている様なので、少人数から大人数の見積もり例からそれぞれの相場と単価、ご祝儀を考慮した実費を見てみようと思います。
筆者が過去に挑戦した節約FTWでは、64人（赤ちゃん2人含む）のゲストで、合計額は356万円でしたが、素敵なディズニーウェディングが叶っています。
後半にその時のFTWで意識した節約のコツや後悔・改善ポイントをまとめます。
※時期によってお値段は変動する可能性があります。
少人数から大人数での相場と単価・ご祝儀と実費
では、他のサイトも参考にしながらディズニーアンバサダーホテルのウェディングの相場や単価、実費を見ていきます。
先ずは、ディズニーアンバサダーホテルの公式サイトを見て、少人数プランの値段を簡単にまとめてみます。
新郎新婦のみの見積例
2名 130万円程度
親族などの会食プランや少人数ウェディングの見積例
8名 130万円程度
12名 140～160程度
20名 170万～200万程度
少人数でも挙式や料理がきちんとついていて、それぞれのプランに新郎新婦の宿泊やシェフミッキーでの朝食が特典でついています。
新郎新婦のみの2人の挙式だとフォト撮影も基本のセットプランに含まれています。
公式サイトでは、新郎新婦のみの場合、2名で50万円のセットプランがありますが、実際の見積例は2人でも130万円程度です。
人数が増えて8名になった場合も、新郎新婦のみの挙式と変わらない130万円程度の見積例になっています。
このように料理の値段の調整や、プロのフォト撮影の有無などの調整で、親族のメンバーが集まっても同じ見積りになることもあるようです。
大人数での挙式は司会者やスタジオ撮影など、必要なサービスが含まれています。
今度は、ディズニーアンバサダーホテル公式サイトを見て、大人数での結婚式の場合の見積もりを簡単にまとめます。
25名 270万～300万円
40名 320万～360万円
60名 390万～430万円
80名 450万～500万円
少人数でも大人数でも、日程や会場によって衣装などの割引率も変わり、多くの方を招待してもお得感を感じるようになっています。
次に、参考までに「みんなのウェディング」の調査結果からディズニーアンバサダーホテルの平均出席者単価を計算すると、2024年現在は77,560円です。
ちなみに過去の2021年は73,000円でした。
招待客が10人など、ゲストの少人数制が増えて、ゲストの人数は少なくなっている傾向ですが、皆さんの出す費用単価は少し上がっていますね。
2024年の現在の平均単価を60人のゲストに換算すると、相場は465万円程ですが、筆者の経験から、工夫すれば、相場より低くても、ディズニーウェディングを計画できることは分かっています。
ディズニーアンバサダーホテルの結婚式は、新郎新婦の2人から挙式可能です。
先ほど参考にした「みんなのウェディング」にある皆さんの例を見て、以下にお値段を簡単にまとめました。
2人：80万～140万円程度
6人～9人：160万～240万円程度
10人～19人：100万～210万円程度
20人～29人：270万円程度
30人～39人：250万～350万程度
40人～49人：300万～500万程度
50人～59人：410万～450万程度
60人～69人：330万～580万程度
70人～79人：450万程度
80人～89人：400万～520万円程度
90人～99人：480万～600万円程度
※2024年4月時点確認
必須でかかるものは、食事、衣装、設備、サービスと、大体同じなので、小人数制でも100万円以上が多いです。
それぞれの範囲の中で、少ない人数だから安いという訳ではなく、筆者のように人数が多くても値段を抑えている方もいらっしゃいました。
アンバサダーホテル公式サイトの見積もり例と大きくは変わらないと思います。
これまでの情報を参考に大体の数字を取って、さらに簡単に相場イメージと単価を表にしてみます。
2人：総額仮定100万：人数単価50万
10人：総額仮定150万：人数単価15万
40人：総額仮定400万：人数単価10万
60人：総額仮定450万：人数単価7.5万
当然かもしれないですが、大人数の方が単価は安くなります。
また、ゲストもご祝儀を用意して来ていただけるのでとても助かります。
ご祝儀の割合について、ゼクシィ調査の中には、「実際の金額は式当日でないと分かりませんが、式費用総額に対するご祝儀の割合は53～69％ほどになります。」とあります。
ご両親やご親戚からのお祝いの額は人により差が出てしまうので、ゲストのご祝儀のみとして見てみます。
低めに設定して、仮に50%～60%として、考慮していきます。
2人：総額仮定100万：
10人：総額仮定150万：ご祝儀仮定75万～90万
実費60万～75万
40人：総額仮定400万：ご祝儀仮定200万～240万
実費160万～200万
60人：総額仮定450万：ご祝儀仮定225万～270万
実費180万～225万
筆者の場合の例
60人：総額大体360万：ご祝儀大体250万
実費110万
援助を期待するのもおかしいですが、後はご両親の援助があるかどうかというところです。
計画中は、数十万多めに予備費を見ておきますが、予備費以外の予算からずれないように注意が必要です。
費用の観念でも実質的な10人程度の結婚式は狙い目ですね。
少人数のプランの有無などでも変わってきますが、感覚的には他のホテルウェディングなどでも値段は大きく違わないのではと思っています。
FTW節約法｜コツ
写真：親戚や家族に頼む
こちらからの注文は、もっての他で、していないのですが、そうしなくても相当気を使って大変だと思います。
お礼をきちんとしましたが、永遠に感謝の気持ちを忘れたくないです。
プロフィールムービー：自分たちで作る
筆者は無料ソフトで行ったので、実際には時間が相当かかり、完成度もそこまででした・・・。
会場で注文すると、お値段はやはりかかると思いますが、忙しい方や慣れていない方は「0から自分で」というのはおすすめしません。
プロフィールムービーについてはディズニーのプロフィールムービー｜対策についてに記載していますが、リーズナブルな業者にシンプルな下地を作ってもらって、ディズニーの写真を取り入れることをおすすめします。
ティアラ：会場のものとは別の髪飾りも確認して決める
※筆者はこういった市販のものを使いました。
ネックレス：パールなど持っているものを使う
パールはクラシカルな大人ドレスにとても合います。
飽きにくいので、お色直しも同じものにしました。
ただし、過去、両親から記念にプレゼントされたものだったので、ある程度の重厚感はありました。
ウェディングドレス：豪華にする
ゲストに見せる機会が多いものなので、豪華にしないと貧相に見える可能性が高いと感じます。
披露宴キャラクター：本当に必要かどうかを考える
呼ぶと華やかに見えますが、オプションを付けなくても披露宴前、ミッキー・ミニーと記念写真が撮れました。
料理：ゲストの満足を考えて基本、中間レベル～少し上のレベルで我慢する。
デザートやメイン料理などのグレードを上げての満足度も考慮する。
演出：キャンドルサービスなどを控えて、違うイベントを考える
あまり例がないようでしたが、筆者はゲストと挨拶、写真撮影に変えてもらうように依頼しました。
ただし、時間もあり、ゲストと思ったように挨拶ができない状態で、もう少し考えたかったかなと思います。
ブーケ：プランにあるもののみでなく、雑誌などでも気に入ったイメージを伝えて値段を確認する
意外に悩みますが、プランにない思い通りのブーケになりました！
会場コーディネート（装花）：「お得なもの」をセレクトする。
結婚式ではディズニー要素をあげたり、豪華に見えるように飾りを増やすと値段も上がります。
シンボルとなるキャラクターなどが目立ってカワイイものはディズニー感が出てお得です。
ウェディングケーキ：お得で豪華に見えるものにする。
価格が多少違っても、見栄えや印象は大きく変わらなかったです。
ウェディングケーキの周りの花：付けないと貧相に見えるので付ける
ここは筆者の何とかしたかった後悔ポイントです。
当初から気にしていたので、披露宴前や披露宴中に気になりました。
献立表：高級感のあるいい紙に印刷して自作する
席次表：厚紙で可愛くなるように自作する
宛名筆耕：書き物は手間と時間を考えて、できる限り自分たちで行う
字の上手な旦那さんに頼みました。ゲストに気持ちも伝わります。
二次会：開催しない
お子様のいらっしゃる方やご多忙な方も多いので、今回は遠慮いたしますと伝えました。
親への贈呈品などのオプションアイテム：かさばらず一生残るものを選ぶか、別に考える
筆者後悔ポイントです。本来なら不器用でもしっかり考えて、この部分に力を入れた方が良かったかなと思います。
結構、新郎新婦で頑張った感はありますが、親戚や会社の方、ゲストの様子から、費用を多くかけなくても豪華に見える結婚式が行えたと思っています。
費用軽減のコツとしては、結婚式自体を記録するDVDや、エンドロールなど、費用の高いものやゲストにとって無くしても問題ない部分を節約しつつ、お料理やドレスなど節約してしまうとゲストの印象に支障が出るような部分はしっかりとお金をかけることだと思います。
アンバサダーホテルの結婚式では、これらの節約に対して、筆者の挙式時は特に持ち込み料などはありませんでした。
ただし、他の会場も同様ですが、例えば、提携外のドレスの持ち込みは不可になっているなど、会場側の制約が厳しく、自由なプランニングという部分では、少し規制は厳しいかなと感じました。
その分、ディズニーの完成されたコーディネートがセットになっているなど、時間をかけずにかわいらしい結婚式が行えます。
具体的な費用と改善点
筆者の挙式開催当時の費用は、ディズニーアンバサダーホテルのウェディング（FTW）のパッケージ（最低限の挙式や披露宴が行えるセットプラン）の費用が25人で138万円（人数の追加は1名毎に23,000円追加）でした。
筆者はゲストを大人62人呼んだので追加料金が85万1,000円になり、基本費用は223万円程度になりました。
あとはパッケージ範囲外のものや、パッケージ料金では収まらなかった差額分を基本費用の223万円に追加していくようになっていました。
では内訳を見ていきます。
「◎」印が自分の判断で結果良かったもの、「△」印が見直したいものです。
【追加料金】
◎料理のグレードアップ
1人3,500円分加算
◎ウェディングケーキ
1,100円×人数分
◎引き出物
1つ3,000円
ディズニーウェディングでおすすめしたい引き出物はディズニーホテルウェディング｜FTWの引き出物についてに記載しています。
◎引菓子
1つ1,000円程度
経験上、おすすめしたい引菓子はデメルのガトーショコラ｜千円台で一番美味しい高級洋菓子｜挨拶や引き菓子にに記載しています。
◎持ち帰りのクッキー
200円×人数分
経験上、ヨックモックの白鳥のシガールがおすすめです。
筆者の時はFTW提携のデパートで注文しました。
◎引き出物バック
450円
一家族1つ、会場で注文しています。
◎ウェディングドレス差額
11万円加算
◎カラードレス（パッケージプラン割引適用後）
14万5千円加算
△新郎衣装
1万円加算程度
理由があり、白のモーニングを勧められましたが、タキシードタイプにしてボタンを締めてベストなしにすれば、フォーマルでもベストの料金を抑えらたことが後で自分で調べて分かりました。
「もう少し今風に無理させず格好つけられたかも知れない」と多少後悔しています。
△メンズスタイリング
4,200円
個人的な印象としては、1週間前に美容院に行って、そこで美容師さんのアドバイスを受けて新郎が自分でスタイリングした方がよかったです。
△新婦ヘアチェンジ
10,500円
この部分の値段は落とせませんが、時間が足りず、迷って最後に前髪をあげてしまったことに後悔しています。
メンズスタイリングと同じですが、時間に余裕のある普段のうちに、通っている美容院で美容師さんのアドバイスを聞いてればよかったかなと思います。
◎新婦支度料お色直し（洋装）
3万円
△ヘアリハーサル料 新婦のみ
1万円
ここも落とせませんが、リハーサルといっても回数が限られてしまうことが、新婦ヘアチェンジの後悔ポイントと繋がってしまいます。
普段、気に入っている美容師さんにアドバイスをもらって大体のスタイルをそこで決めて、画像を持ってリハーサルに臨むと良いかも知れません。
◎メイクリハーサル料 新婦のみ
1万円
△オプションのウェルカムミラー
3万円
ウェルカムボードとしてミラーを会場で用意しました。
記念にはなり、とても嬉しいのですが、節約視点で言えば本来は我慢すべきものでした。
オプションは毎回とても魅力的です。
ただし、重さがあるので、最近は家で飾るのに少々心配しています。
挙式後、ディズニーアーティストの絵画を買ったので、額の重さはあるものの、結局そちらをリビングに飾ることにしました。
ある程度、手頃な絵をウェルカムボードとして飾るのもいいなと思います。
おすすめのディズニー絵画はおすすめのディズニー公式絵画と購入先｜ネットショップの進化に記載しています。
△両親への贈呈用の花
25,000円
プリザーブドフラワーですが、個人的には、かさばっているのでは・・と考えてしまいます。
会場側が用意してくれたものを購入するのは簡単ですが、個人的には時間がない中でも、もっと思いのあるプレゼントを考えた方が良かったかなと思います。
◎司会者
75,000円
少しお固いイメージでしたが、満足はしています。
ただし、お値段が高いですね。
個人的には、アトラクションのキャストの様に、もう少しディズニーらしいイメージがあっても楽しいかなと思います。
△披露宴キャラクター出演料
52,500円×3キャラクター＝157,500円
挙式後にミッキーとミニーが来てくれるプランが元々パッケージについているので本来はいらなかったと思います。
披露宴会場にも必要かどうかというところですが、筆者の結婚式で決して悪くはなかったものの、節約などを考えると、新郎新婦自身やゲストの反応を冷静に考えて、料理のグレードアップなどに差し替えても良かったかなと思います。
△会場コーディネート（テーブル装花）
10テーブル＋メインテーブル1
11万円加算
5万円加算で充分ディズニーらしく可愛いものがありました。
◎美容小物（靴・髪飾り）
13,000円
会場側にお願いしています。
【節約したもの】
◎挙式DVD
なし
◎披露宴DVD
なし
◎メニューカード
自作
◎席次表
自作
◎宛名筆耕
自作
◎美容小物
持参
パールネックレス、専用下着、ティアラの替わりの髪飾りは別に買っていたものを持参
◎ウェディングキャンドル＆キャンドル装花
なし
キャンドルサービスはやめて、挨拶して写真を撮るため、ゲストのテーブルに回りました。
△ウェディングケーキ装花（16,000円）
なし
ないと寂しく見えました。
◎フラワーシャワー
なし
△プロフィールムービー
自作
音の編集など慣れておらず時間はかかりましたが、ネットで作成方法を調べて無料で作成しました。
可愛く凝ったものと言うより、感動的なものは写真や音楽だけで表現できるので、その意味では作りやすかかったのですが、画像に上手く音楽をのせるには、時間がとにかくかかり、厳しかったです。
結婚式BGMの著作権やプロフィールビデオについてはディズニー結婚式と著作権｜音楽JASRACやISUM・写真利用で知るべきこととディズニーのプロフィールムービー｜対策についてで説明しています。
筆者が結婚式費用に支払った合計額は356万円程ですが、△部の一部について相殺すると、合計額より41万円程少なくても済みます。330万円程度と小物購入や美容院などの支払いでFTWが叶えられたことになります。
小物購入を含めたとして、例えば15万円追加したとしても、350万円程度になり、FTWでも費用面では充分工夫が可能なことが分かりました。
まとめ
筆者が式を挙げた当時は、周囲から「ディズニーで挙げるの？すごいね、高くない？」とか「派手だね」という意見もあり、「ディズニーホテルウェディングは高い」というイメージが浸透していました。
見学していた時期にネットで調べた相場イメージは、ゲスト60人程度だと500万円～600万円程度で「高いかも・・」と感じましたが、ディズニーの雰囲気・ゲストの満足を意識して費用を安くすることに黙々と挑んでいました。
お値段設定は時期により変わると思いますが、ディズニーアンバサダーホテルでリーズナブルにディズニーウェディングを行おうとすると、ゲスト大人60人で、準備費用含め、総額350万円程度で行えることが分かりました。
また、人数が少なければ少ないほど安くなるという概念はないことも分かりました。
近い親族を呼べる小人数のプランは、本質的で納得がいきます。
実費的にも良さそうです。
FTWプラン（公式サイト）にもプランがありますが、オプションの写真撮影もホテル内撮影など、撮影場所が増えています。
ディズニーアンバサダーホテルの披露宴会場は、ピンクの壁が可愛いイメージで良かったです。
そして、なんといってもディズニーの会場コーディネートと、挙式で花の香りに包まれる感じがとても魅力です。
今は、クラウディアのディズニーウエディングドレスも続々とリリースされて、ディズニーホテル含めて、複数の会場を見に行くことができますね。
是非、この機会に、いくつかの会場を確認してみてください。
クラウディアのディズニーウェディングドレスコレクションの取扱会場はディズニードレスウェディング｜レンタル取扱店｜ゼクシィで簡単確認にまとめています。
